エアコン修理でお預かりしている

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クイックデリバリーですが、またクーラーベルトが緩んでいたので取り外してみると

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新品に比べ2mm近く幅が狭くなっていました。
何度交換しても数日で磨耗するので原因を考えてみると

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プーリーの錆(腐食)による段差が原因だと思います。
なのでコンプレッサープーリーは可能な限り錆び落しを行い交換可能な

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テンションプーリーやガイドローラーは新品に交換しています。
交換作業後にエアコンのスイッチを入れてサイトグラスを確認すると

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気泡で白くなっていたので、ガス圧を測ってみると

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ほぼ基準値でした。
吹き出し口の温度も

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16度辺りまで下がっているので、こちらもほぼ正常値です。
ちなみに暖房も効かないと言っていたので、そちらも計っていますが

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45度になっていて、基準値より僅かに低い程度でした。
これから考えてもコンプレッサーやヒーターバルブが悪いとは思えないので、効きが悪く感じられるのは風量が少ないからだと思います。
ブロアモーターは正常に動作していますので、原因はエバポレーターなどの詰まりだと思います。
それと左リアの折れ曲がったパネルも

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修正しています。
明日以降詰まりがあるかどうか確認しておきます。
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