
他の気筒に比べ1番だけがカーボンの付着が少ないので念のために圧縮を測ってみましたが、

1から4番まで11kg/cm2で揃っていて問題ありませんでした。
※基準値は12kg/cm2(350rpm)で、画像の数値は回転数が足りていない時のものです。
次にファイバースコープでシリンダー内を確認してみると

1番のピストンヘッドのみカーボンの付着が少ない状態でした。
こうなると燃料の噴射量にバラツキがあるのかと思い

インジェクターを取り外してみると

配管内部が錆びていて清掃しても

画像のような錆の粉が出続けるのでパイプは交換しています。
それとプレッシャーレギュレーターに繋がっている負圧ホースを外すと

ガソリンが出て来る状態でしたのでプレッシャーレギュレーターも交換しています。
インジェクターはもちろん錆で詰まっていましたので

インジェクターも4本とも交換しています。
先程組み付け作業を

終えエンジンを始動してみましたが、まだ暖気後は回転が上がらない状態が続いています。
しかし排ガステスターの数値は前回と違い

画像のようにHCの数値が大きくなっています。
明日も引き続き作業を進めて行きますので結果が出次第また報告します。
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