エンジンの警告灯が点灯してエンジン自体も不調になりレッカーにて運ばれて来た

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タントですが、入荷時にはエンジンが掛かってはいましたが、かなり凄い異音を伴っていました。
とにかく金属音が酷かったので一度エンジンを切ってオイルを確認してみると

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全くゲージにオイルが付いていませんでした。
なので規定量の位置になるまでオイルを少しずつ足してみると合計2.2L入れた辺りで

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ほぼ規定値になりました。
本来なら2.7L入っているはずなので、入庫した時には500ccしか入っていなかった計算になります。

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前回162000km辺りで交換していて、現在が169000kmでしたので7000kmで2.2L消費した事になります。
入庫時の故障コードは

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上記の2点でしたが、エンジンの警告灯を付けていた原因はP0012の方だと思います。
このコードはオイル不足で油圧が掛からなかったためVVT制御が出来なかったと思われます。
実はこのコードの確認をした後エンジンの始動を試みましたが、エンジンがロックしたような感じになり2時間ほど始動が出来ませんでした。
ある程度エンジンが冷えると何故か始動出来るようになりましたが、その時には

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何も故障コードは入ってなかったので、始動不良になっていたのはエンジンの機械的な問題の可能性が高いと思われます。
今のところ故障コードもなく、エンジンも正常に始動出来ていますが、これがいつまで持つかと聞かれると悩むところです。
なのでこの車両を整備して車検を取られるか、思い切って車両を買い替えるかはお客様の判断に任せたいと思います。
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