冷却水漏れの修理でお預かりしている

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FD3Sですが、お預かりしてから工場内に入れていたにも関わらず今朝確認してみると

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黄砂で汚れていました。
なので作業に入る前に黄砂を洗い落としています。
部品は初めに言っていたラジエーターホースなどは

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火曜日の内に届いていましたが、後から注文したセパレータータンクなどは

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本日の昼便で届きました。
土曜日には納車したと思い、昼から取り替え作業に入りましたが、アッパーホースに

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液体パッキンを使用されていたので

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取り外すのに少し手間取りました。
ネック側に残っていた液体パッキンを綺麗に取り除いてみると

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予想通り腐食でかなり荒れていました。
この後

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全てを取り外した後、ロアホース側を確認してみると

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やはりこちらも腐食で段差が出来ていました。
セパレータータンクに繋がるネックも

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段差がありましたが、この2箇所には液体パッキンが使用されていなかったので、今回は全ての箇所を液体パッキンなどは使用せずに通常通り組み付けています。
そう言えばホースバンドではなくクランプを使用して下さいと言われていたので、クランプを再使用するのではなく

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全て新品のクランプに交換しています。
それとセパレータータンクに繋がるホースも

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一部膨れていたので、こちらも全て新品に交換しています。
次にアッパーホースの件ですが、水温センサーのアタッチメントを

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取り付けられていたので、同様に

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新品のホースもカットして取り付けていますが、このアタッチメントを取り付けている方の大半から冷却水漏れが確認出来ています。
なので後で増し締めがし易いように

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バンドのネジが右に来るようにしています。
この後カットされて短くなっていた個所を

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テープで固定していたカバーを

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取り替えていますが、ネジは

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元付いていたネジのまま取り付けています。
※フロント周りは殆どがオリジナルのネジではありませんでした。
それとエアクリーナーボックスに繋がる配管も

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殆どがクランプからバンドに変更されています。
完全オリジナルに拘る場合はまたご相談下さい。
後、セパレータータンクに繋がっている画像のホースは

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オリジナル同様バンドなどは使用せずに取り付けています。
これで組付けは

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完了して

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エア抜き作業に入っています。
そう言えばバッテリーの側面が

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膨らんでいて交換後約7年半経っていますので、早めの交換をお勧めします。
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