
ヘッドカバーを外して

クリアランスの測定を再度行っています。
IN側は全て基準値内でしたが、EX側は4番と6番が0.05mm程度広くなっていました。
6番は元々あった

カム山の腐食が原因かと思います。
しかしこの程度の狂いがエンジン不調には繋がらないと思いますので、次に点火系の確認に入っています。
点火時期は問題なかったので、前回気になっていたポイントの確認を行ってみると

僅かですがポイントの表面が荒れていました。
表面を綺麗にしてからポイントギャップを

0.45mmに合わせて組み付けています。
外す前は表面が荒れていた事もありギャップは0.3mm程度でしたが、これも直接の原因ではないので次はキャブの確認に入っています。
その前にヘッドボルトのトルクを確認していますが、

一部規定トルクになっていない箇所がありました。
おそらくヘッドが反っているのが原因かと思われますが、これで少しでも冷却水の滲みが無くなればと思います。
キャブの確認に入る前にプラグを確認してみると

全体的に煤けていますが、3番と4番は他に比べるとましに見えました。
車を引き取りに行った時にも思いましたが、現在アクセルを踏み込まない限り正常に走行出来て、加速しようとアクセルを踏み込むともたつく感がありました。
上の2項目から考えると加速ポンプに問題がありそうでしたので、加速ポンプの動きを確認してみると

思った通り3番、4番のポンプノズルから燃料が出ていませんでした。
なので明日からキャブの分解点検に入る予定です。
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