前回の続きですが、配線の断線、

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短絡点検を終え問題が無かったので、念のため

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ラピッドに繋がる配線を全て外し純正のECU制御に戻し再度クランクシャフトポジションセンサーの点検を行うとイグニッションONで

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0.34V、レーシング時に

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4.8Vと基準値になる事が分かりました。
※基準値、イグニッションSW ON時約0.3V、アイドル時約0.5V、レーシング時約4.5V
アイドル時にも4.8Vを示していますが、整備書に記載されている0.5Vの表記が間違っていると思います。
ラピッドを取り外して数値に変化が見られたので、念のため

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新品のクランクシャフトポジションセンサーを取り寄せてみましたが、

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交換後にも数値に変化は見られませんでした。
※上記の画像はラピッドを繋いでいる時のレーシング時の数値です。
ラピッドを繋ぐとNE信号の電圧が変わる件はマルハの方に確認しておきます。
次に暖気後の空燃比を見てみると

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理想空燃比よりかなり薄い数値を示していました。
排ガステスターで確認してみると

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4月の時と同じような数値を示していました。
排気ガスに含まれるHC(炭化水素)は未燃焼燃料がほとんどなので、次は失火を疑い点火系の点検に入っています。
プラグを外してみると

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状態の判断が難しかったのでLINEで言われていた通り

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新品に交換しています。
本来なら5番か6番辺りを使用しますが、今回はマルハ推奨の7番を使用しています。
交換後に点火時期の

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テストなどを行っている時に気が付きましたが、現在点火時期に問題があります。
症状としてTEN短絡時は標準値のBTDC9±1°(黄色)、T(白色)ですが、TEN解放後の数値が標準値のBTDC6°~18°(白色)から外れてT~ATDC辺りを示しています。
本来なら僅かに進角するはずが、逆に遅角しています。
この場合点検する箇所は

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画像の箇所ですが、今のところセンサー及びスイッチは正常と思われます。
「上記の部品が正常であれば、PCMを交換する」となっていますが、PCM不良も考え難いので再度点検をし直してみます。
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