
キャブのセッティングが狂ってないか確認しています。
油面の高さは

3つとも21mmで揃っていて特にキャブ側には問題があるようには思えないので、ポンプを始めとして燃料ラインの点検に入っています。
インジェクション用のポンプを取り外した後に

ガラス管のフィルターが付いていたので、確認していますが

特に錆が混ざっているようには見えないのでタンク内の錆は大丈夫そうです。
次に

燃料ポンプの燃圧を計りましたが、0.3kg/cm2のような低圧は

当社の燃圧計では計れないので、吐出量の方で確認をしています。
基準となる吐出量の1400cc/min辺りの量が出ていますのでポンプ自体も問題ないと思います。
元々燃圧が高いポンプに

レギュレーターを繋いでいたようですが、現在レギュレーターとリターンは殺されています。
キャブを含め燃料系には異常があるようには思えないので昨日から点火系の点検に入っています。
今回CDIやフルトラ化を希望されていましたが、現在の仕様である程度普通に走れるのが前提となりますので、先に吹けない原因を探しています。
ポイントを確認すると

コンデンサ不良によると考えられるポイント面の荒れが見られました。
本来なら交換すべきですが、まずは

分解修正を行いテストを行っています。
この後細かな調整を繰り返し5500rpm辺りまで回転が上がるようにはなっています。
今まで付いていたジェットでも問題はないと思いますが、少しトルク感が無いのでノーマルのL20+40PHHで結果が出ている

エアー#200、メイン#170を取り寄せてセッティングを煮詰めています。
ついでに元々ジェットブロックに工具による

僅かな段差があったのも修正しています。
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