
FC3Sですが、本日全ての作業が終わりましたので報告しておきます。
まず下回りですが、

燃料タンクを始めアルミの部分までも

塗られていたので、今回は洗浄及び防錆処理は行っていません。
下回りで気になった点といえば

ロアアームのブッシュが切れている程度でした。
次に車高ですが

最低地上高が7.9mmしかなく、車高調の方で

リア15mm、フロント5mm上げて対応しています。
元々リア側が僅かに低い状態でしたが、現在はリア側が5mm程度高くなっています。
ブレーキパッドはリア側は

完全に交換時期に来ていて、フロント側も

後僅かな状態でしたので今回前後共

交換を行い、ついでに茶色くなっていた

ブレーキオイルも全交換しています。
※スポーツ走行はされないと言われていたので、ブレーキパッドはDIXCELの物を使用しています。
次に緩むと言われていたハブボルトですが、フロント側は

特に問題があるようには見えませんでしたが、リア側は当たり面が全体的に渡って

錆びている事からも水分が入る隙間があったようです。
原因としては

ワイトレに付いている固定されていないハブボルトとハブリングが無いのが原因と考えられます。
※今の仕様だとハブナットだけでセンターを出すようになっています。
次に

エンジン周りですが、アイドル不調の原因を探るため

交換していると言われていたスロットルポジションセンサーから確認に入っています。
いつも通り抵抗値を計ってみると

ナローレンジで1.525kΩ、フルレンジで0.943kΩとどちらも基準値を外れていました。
※基準値フルレンジ0.6~0.9kΩ、ナローレンジ0.8~1.2kΩ
元々

長穴加工はされていましたが、この範囲では調整が効かなかったので

少し大きめに加工をし直しています。
しかしこれでも調整が出来ず、最終的にはカムを調整して


基準値に収まるようにしています。
その後


アイドル回転を750rpmに合わせ、チェックランプを繋いで

ゼロ調整を行っています。
後ダッシュポットですが、スロットルを閉じている状態でも

画像の状態になっていたので調整し直しています。
これで空吹かし後一旦回転が下がってから750rpmになる症状は軽減されています。
最後に触媒ですが、

画像の通りかなりの衝撃が加わった形跡がありましたが、排ガスの数値は

正常なのでセラミックコアは大丈夫のようです。
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