まずタイミングチェーンの交換までは特に問題ないと思いますが、タイミングチェーンカバーを組み付ける際に

画像の箇所からオイルが出てせっかく塗った液体パッキンに付く可能性があるので、エレメントを外し通路のオイルを除去していた方が作業しやすいと思います。
次にオイルシールですが、以前お渡ししたガイドを使いクランクシャフト先のカラーを

先に取り付けていた方がカバーを水平に取り付けやすいと思います。
後150NMで締め付けてから180度回す必要があるプーリーボルトですが、

画像のSSTを使えば問題なく締め付けれます。
クランクの回転を固定するSSTはフライホイールに取り付けるケースが多いですが、このエンジンはプーリー側の

画像の箇所のメクラを外してここに30NMで取り付けると正回転方向にロック出来ます。
ロック出来た位置は

このエンジンの場合上死点から0.47mm下がった位置でした。
因みにこのエンジンのプーリーには

キーも溝もないので150NMで締め付けた後直線に線を引いて180度回すと

プーリー、ワッシャー、ボルトの印の位置が画像の状態まで動きます。
かなり手間が掛かる車両なので日曜、月曜の2日掛けて


画像の状態のところまでは仕上がっています。
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