今年の6月上旬からエンジンの調整で入庫していた

042_20171108211551b96.jpg

サバンナですが、実質5ヶ月も掛かりましたがようやく満足出来る状態になりました。
本来なら先週の土曜日に納車予定でしたが、試乗後にリターンレス仕様からリターン仕様に変更したため調子が悪くなり納車出来ませんでした。
リターン仕様だと分岐に掛かる燃圧が

045 (2)

略0barになり吐出量も

046 (2)

約55cc/minとお話にならない状態でした。
なので試乗を行った時のリターンレス仕様に戻すと

047_201711082116225f7.jpg

最大4.5bar掛かり正常になりました。
車検仕様のセッティングは

051_201711082116252fc.jpg

アイドル回転が約1000rpm時に排ガスが

050_20171108211624350.jpg

画像の数値になるように合わせています。
プラグもスポーツ走行用のセッティングの後に

052_201711082116274e7.jpg

清掃して組み付けていますので、テスト走行後にでも焼け具合を再度確認してみて下さい。
最後にフロートレベルの話ですが、トップカバーの厚みが

056_201711082116422de.jpg

12.5mmありボディ上面からメーンジェットのホールの上部までが

058_20171108211643ee3.jpg

13mmあります。
なので単純に12.5mm + 13mm = 25.5mm でフロートレベルを合わせると油面がホールの上部に到達してオーバーフローするのが分かるかと思います。
それと一般的に4.5のインナーベンチュイリーを使用していますが、この車両には

053_201711082116283b6.jpg

5が使われています。
※メインノズル噴出部の断面積を円に置き換えたときの直径をmmで表す数字です。

追記
再度圧縮を測っていますので画像をアップしておきます。

043_20171108211553e58.jpg

フロント側が上でリア側が下です。

044 (2)

※2年前のデーターと略同じ数値です。
関連記事