水害の影響が疑われたヒューズやリレーは

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まったく問題ないので、本日から

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エンジン本体の確認に入っています。
まずプラグを外して1番から6番まで

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シリンダー内に水が入っていないかを確認していますが、

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プラグホールからピストンヘッドを見る限り問題無さそうです。
※画像はピストンが上死点近くで止まっている1番シリンダーです。
しかしクランクプーリがまったく回らないので、シリンダー内の錆を再確認してみると

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3番シリンダーのピストンも上死点近くにあるのに気が付きました。
※V6エンジンの場合1番シリンダー(右バンク前)のピストンが上死点にある時、3番シリンダー(右バンク奥)のピストンは下がっているはずなのに1番と同じ上死点近くになっています。
これから考えられるのはコンロッドの破損です。

ちなみに同じ日に水を被ったプリウスもコンロッドが折れてブロックを突き抜けた事例があります。
※シリンダー内に液体が入っていて圧縮工程に入った場合コンロッドが曲がる事があります。
おそらくプリウスと同じく走行中にエアクリーナーから水が入り、その瞬間コンロッドが曲がりエンジンがストールしたと思われます。
その後エンジン内部の水が無くなり再始動出来た時に完全に破断したと考えられます。
※プリウスの場合も再始動後に異音を伴っていました。
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